株式会社 北都銀行

​住所:秋田県秋田市中通三丁目1番41号

​業種:銀行業

社員数:1,488名

HP:http://www.hokutobank.co.jp/

第5回(2018年度第2回)取材記事
テレワーク利用者は効果を実感、働き方を選べる土台づくりを継続

テレワーク導入から約2年たった北都銀行。2018年度はモバイルパソコンを本部のすべての部と全支店に配布し、テレワークでできる業務内容が広がりました。これまでの取り組みや利用状況を振り返りながら、今後の計画についてもお話をうかがいました。

●モバイルパソコンへの切り替えで、社外でできる業務が拡大(佐藤さん)

人事部 佐藤千穂子さん

――今年度、実際に行った取り組み内容をお話しください。

2018年5月に、モバイルパソコンを導入し、社外でも会社にいるときと同じ作業環境を得られるようにしました。今まではテレワーク利用申請の都度、人事部からタブレット端末を貸与していましたが、新端末は各支店と本部各部に1台以上配布しましたので、端末を使いたいときにすぐ使える状態になりました。端末の配布台数は、支店・部署の人数や規模を考慮して決めています。

 

モバイルパソコンを在宅勤務で利用できるのはテレワーク対象者である管理職のみですが、お客様への説明のために持ち出すといった活用を各部店で行っています。

――行内でのテレワークの利用について、ここまでのところいかがでしょうか?

 

2018年度の在宅勤務での利用者は10名程度、利用回数は累計で約15回となりました(2018年12月現在)。一度利用すると効果を実感してリピーターとなるケースが多いです。利用者から一定の評価は得られていると思います。また、モバイルパソコン導入後は、出張時などに利用する方も多くなりました。

 

今後はさらに多様な業務で多くの方に利用していただくことが課題です。これまでは、人事考課の時期などに、「テレワークでもできます」ということをイントラネットで伝えてきました。今後も本部からの押し付けではなく、テレワーク可能な業務、メリットを伝えていきながら浸透させていきたいです。

 

テレワークでできる業務の可能性としては、現場にいなくてもできる管理業務や、個人情報を含まない提案書作成なども考えられます。また、本部の業務はかなりの部分がテレワークでも行えると思います。

――佐藤さんご自身もテレワークをされ、どのような気付きがありましたか?

在宅勤務の日は、周囲に誰もいないからこそ、時間への意識がむしろ高まりました。私は講演資料作りなどを行ったのですが、在宅勤務では声に出して練習しながら作業ができたことは予想外のメリットでした。これは社内では難しいことなので。

 

現在はモバイルパソコンから個人情報以外のデータへアクセスできますので、テレワークでできる業務はいろいろとあるように感じます。通勤しなくていいのはやはり楽ですね。特に夕方は終業時間には家にいる訳ですから、時間の余裕をかなり感じました。こんなことも夕方にできるのだと、家事も自分時間も充実できました。

 

また、人事面談で各地の支店を訪問するときにも、モバイルパソコンを持っていきます。今までは帰社しなければ入力できなかった面談記録を、出先で作成できるようになったことはとても大きいです。

――来年度以降のテレワーク活用・拡大予定についてお聞かせください。

来年度は、モバイルパソコンの台数を増やす計画です。また、テレワークの利用をこれまでの一日単位に加え、時間単位で利用可能とすることなども検討予定です。

 

テレワークの導入などにより、いろいろな働き方を選択する土台づくりができてきています。これからは課題を整理しながら、「こんなこともできる」とより働きかけていくことが必要と感じています。

 

利用者が主体性をもって活用できるよう、テレワーク対象者拡大、業務の拡大に向け、できることから進めていきたいと考えています。

●テレワーク初回での反省点を2回目以降に活かしてより効率的に(土田さん)

これまでに複数回テレワークを利用した管理職のお一人にお話をうかがいました。

飯塚支店長 土田亜希子さん

――これまでのテレワーク利用についてお聞かせください。

 

テレワーク導入の通達を見て、身内がテレワークをしている姿を見ていたことや、家庭の事情などもあり、ぜひ使ってみたいと思いました。制度がスタートしてすぐの2017年4月はちょうど人事考課の時期でもありましたので、さっそく利用しました。その後、2018年4月と10月にも行っています。

 

最初の2回はタブレット端末で、直近の2018年10月はモバイルパソコンで人事考課を在宅勤務で行いました。

 

――実際に在宅勤務をしてみていかがでしたか?

 

初めてテレワークをしたときには、書類の入力不備を見つけたら、電話で確認しなければなりませんでした。2回目からは、テレワーク中にそういったことをしなくて済むよう、自己評価書類の提出スケジュールを提示して早めに受け取れるようにし、またテレワーク前日にはひととおり入力不備がないかを確認して、当日自宅から連絡しなくてもいいように準備を整えました。

 

店舗にいるとお客様対応や電話で業務がたびたび中断されますが、在宅勤務での人事考課ではじっくりと一人ひとりを思い浮かべながら取り組めます。

 

端末については、率直なところタブレット端末は使いにくかったのですが、モバイルパソコンは使い勝手がとても良く、業務効率が上がりました。

 

モバイルパソコンは現在、飯塚支店には4台あります。お客様に保険の申し込みをしていただくときや、投資信託の提案などにも活用しています。現在、在宅勤務で使えるのはこの支店では私だけですが、せっかく制度があるので、いろいろな使い方が増えていき、もっと多くの人が利用できるようになればと思います。

――今後、よりテレワーク制度が使いやすくなるための要望などはありますか?

 

利用申請が現在、紙(申請報告)とオンライン(当日の時間報告)と両方で必要ですが、もう少し省力化できる部分があるようには感じます。また、「こんな使い方がある」ということはまだ浸透していない面が大きいように思いますので、今後更に情報発信をしていくことが必要と思います。

 

銀行の支店のあり方も、今後変わっていくことでしょう。ですので、私たち現場サイドも、新しいサービスや新しい取り組みを体験し、活用していかなければと思っています。

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厚生労働省

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テレワーク宣言応援事業事務局 (株)テレワークマネジメント

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