​住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-1

業種:酒類の製造・販売

社員数:1,980名

HP:http://www.sapporobeer.jp/

サッポロビール株式会社
第4回取材記事
働き方の意識を変え、子育て世代を支えるテレワーク

働き方改革の一環として2017年にテレワーク制度の本運用を開始したサッポロビール。制度が浸透するとともに、積極的に利用する社員も増えているようです。利用状況や制度に対する感想、仕事への取り組み方の変化などを、社員お二人にうかがいました。

●管理者視点から見るテレワーク(小林さん)

ワイン事業部 小林隆太グループリーダー

――現在、所属されているワイン事業部ではどの程度テレワークが利用されていますか?

 

ワイン事業部は20数名の部署で、頻度の差はありますが、ほぼ全員がテレワーク制度を利用しています。特に子育て中の女性社員が活用しています。

 

スーパーフレックスと組み合わせて、朝6時から7時まで自宅でテレワークを行い、9時半に出社しオフィスで勤務し、早めに退社して、20時ごろから再びテレワークを行うという使い方の例もあります。こうすることで、朝晩の保育園の送迎がやりやすくなるようです。

 

――マネージャーの小林さんご自身もテレワークをされていますか?

 

月に1回程度、利用しています。出張に行く日、出社せず自宅で仕事をしてから出かけるという使い方が多いですね。時間の有効活用になると感じています。

 

――利用している社員の方たちからの感想はいかがですか?

 

テレワーク制度を含め会社が働き方改革の施策を導入しているので、子育て中でも時短勤務ではなくフルタイム勤務を選択でき、キャリアを諦めなくて済んだという話を、部のメンバーから聞きます。

 

テレワーク制度の導入によって出社しなくても進められる仕事がたくさんあることに気付きました。ツールを活用して自宅や外出先からの会議も行っています。社員の多くがより有効に時間を使えるようになることは、会社にとって非常にプラスだと思います。

 

――テレワークをきっかけに、働き方に変化はありましたか?

 

「できることはできるときにやろう」という風潮が生まれてきたように感じています。残業時間も結果として減ってきていると思います。

 

――テレワーク利用者が増える中で、管理者として配慮していることはありますか?

 

これまでよりも顔を合わせる頻度は減っていますので、普段のコミュニケーションをより大切にするように心がけています。対面で話をしたほうがいいことがあるときは、その機会をとらえて優先して行っています。部下の一人ひとりに対して、より意識するようになりました。

 

テレワーク制度でよく懸念されるのが、離れていると部下が仕事をどう進めているのか分からないということでしょうが、普段からしっかりコミュニケーションがとれていれば、その心配はあまりないのではと思います。仕事のマネジメントでは、プロセスよりも結果によりフォーカスするようになってきていますね。

 

●テレワーク利用で時間の使い方の意識が向上(田村さん)

生産技術本部エンジニアリング部 田村 里美さん

――田村さんは現在、テレワークをどの程度利用されていますか?

 

月に2~3回程度です。通勤時間がないため、普段より早く子供を保育園に迎えに行くことができます。朝の時間も、オフィスに出勤する日に比べて、心身ともに余裕がもてます。

 

このほか、学校の保護者会などがある時には、テレワークと時間有休を併用することで、半休をとることなく参加できます。極力、有休は子どもが体調を崩したときなどに使いたいため、仕事と育児の両立に非常に役立っています。

 

また、集計業務や資料作成といった仕事は自宅の方が集中できるので、そのような業務をテレワーク利用日にまとめて行えるように調整はしています。

 

――テレワーク中、会社とのコミュニケーションはいかがですか?

 

基本はメールでやりとりしていますが、Web会議も特に支障なく参加できています。今のところ業務を進める上で、困ったことはありません。

 

私が所属しているエンジニアリング部でワーキングマザーは私一人ですが、部内においてテレワークを利用することはもはや普通だという雰囲気です。私自身も周囲の方たちとのコミュニケーションを大切にし、自分の担当業務の進捗は極力開示するなどを心がけています。

 

――テレワークはもはや生活になくてはならない制度と言えそうですね。

 

テレワークが社会で広がっていく中、当社においても早く導入されることを待ち望んでいました。もちろん、人によっては家では仕事のスイッチが入らず、オフィスに来ないと集中できないという場合もあるでしょう。でも、「この仕事を今日中に提出する」といった目的をもって行えば、私の場合は自宅でも集中して業務をすることができます。

 

会社とは異なる環境で仕事をすると、アイデアが浮かぶこともあります。仕事の段取りも、少し変わってきました。結果として、私の場合は、テレワークを利用することで以前よりも時間の使い方を意識するようになり、業務効率も上がっていると感じています。子育て中、介護中といった制約がない方にも、ぜひ一度は使ってみてほしいと思います。

 

●人事部・尾賀雄一郎さんのコメント

会社が用意したモバイルスティックを使っての通信に加え、今年からPCのセキュリティレベルを上げ、自宅Wi-Fi及び公共Wi-Fiの利用を可能にしました。これにより、テレワークをより利用しやすくなったという意見をいただいています。

 

また、社員に配布しているノートPCの軽量化も行ったため、さらにテレワークの利用が進むと期待しています。

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厚生労働省

​テレワーク宣言応援事業

テレワーク宣言応援事業事務局 (株)テレワークマネジメント

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